今年度最初のアピールタイムは、3人の伊久美っ子が発表しました。アピールタイムとは、一人の子が自分が夢中になっていることや、頑張っていることなどを全校児童の前で発表し、聞いている子たちはその発表に対して質問や感想を発表するという、『話す・聴く』力をつける授業で、今年度は、一時間に3人、年8回を予定しています。
トップバッターは4年生。家で自分で作った『ハーバリウム』について発表しました。他の伊久美っ子は、町の企画などで作ったことがある子や、『ハーバリウム』という名前すら知らない子もいましたが、実際に作っているところの写真と、実物を見せたことで、その完成度に驚いていました。「作ってみたくなった。」という感想や、「きれいに見せるコツは?」という質問など、次々に手を挙げて発表していました。
続いては2年生。市内外で開催される大会に出ている、「マラソン」について発表しました。原稿を持たず、全て自分の言葉で発表していました。そのおかげで、しっかり聞く人の方を見て話すことができていました。練習時間や場所についての質問や、「走ってみたくなった」という意見もたくさん出ました。今年の運動会のリレーや徒競走は楽しみですね。
最後に発表したのは3年生。今、頑張って練習している『縄跳び』について発表しました。練習して、いろんな跳び方が出来る様になったということを発表した後、得意の『二重跳び』をみんなの前で披露しました。上級生からは、「3年生のころはそんなに二重跳びはできなかったからすごい。」という感想や、「コツコツ練習して跳べるようになりたい。」という感想も出ました。運動会のリズム縄跳びでは、その成果が期待されますね。
話している子も、聴いている子も、しっかり相手の目を見て話す・聴くことができました。ほとんどの伊久美っ子が手を挙げて発表し、初めての1年生も何人も発表することができました。新しく来た先生方は、たくさん手が挙がっていて驚いていました。初回にふさわしい、充実したアピールタイムでした。