今年の運動会は、規模を少し縮小して、「イクミンピック」と名を改めて開催しました。赤青黄の3チームに分かれて競います。競争の後には、金銀銅メダルがもらえるということで、みんな張り切っていました。
初めの競技は、1~3年生の50m走と4~6年生の80m走です。今年は直線コースではなく、曲線のコースで競走しました。上手くコーナーを曲がれるかが勝負のカギです。事前にくじ引きで決められた組み合わせで、違う学年が混ざっての競走でしたが、ゴールまで順位がわからないような、白熱した競走となりました。豪華なメダルがもらえて、みんな満足気でした。
次は団体演技です。3~6年生はリズム縄跳び+ダンス+大縄跳び+ダブルダッチ、1・2年生はダンス+フープダンスを披露しました。残念ながら天気が下り坂になってきたので、体育館に会場を移しました。3~6年生の演技では、早いリズムから繰り出されるエレクトロニクスや二重跳びなどで、観客をあっと言わせていました。大縄跳びとダブルダッチは、伊久美っ子が回し手になり、団結した演技を見せてくれました。今までの団体演技にはなかった新しい技が満載で、見ごたえ抜群でした。1・2年生の演技では、小さい体を大きく動かして、ダイナミックな演技を見せてくれました。何度も盛り込まれたウェーブは、周りの子と息を合わせて、きれいに流れるように演技をすることができていました。休み時間になるたびにたくさん練習したフラフープは、みんな堂々と披露することができました。
続いてはスピード縄跳びです。30秒間に跳んだ前跳びの回数で競争します。こちらも、休み時間などを利用してたくさん練習してきたので、大勢のお客さんが見ている中でも、力を発揮できた子がたくさんいました。回数のアナウンスが流れたときも、会場からたくさんの拍手が巻き起こりました。自己ベストを更新できたという子も何人もいて、充実した競技になったと思います。
最後の競技は、縄跳びリレー。前跳び・前かけあし跳び・後ろ跳びの3種目があり、1チームから4人ずつ選抜し、1人ずつ引っかかるまで跳んで、4人全体の時間の長さで競争します。事前の話し合いでは、担当する種目・跳ぶ順番をよく話し合って、戦略を立てていました。本番は、同じチームの仲間への応援の声が飛び交い、特に長く跳び続けている子への応援の声は、一層強まっていました。一発勝負という緊張した中で、自分の力を出し切っていました。制限時間の5分を跳びきるチームもたくさんあり、大いに盛り上がりました。
イクミンピックを終えると、みんなたくさんのメダルを首から提げて、嬉しそうな表情の子や、次はもっと頑張ろうという意欲に満ちた顔の子など、様々でした。短い時間でしたが充実した時間だったので、家に帰ったら、おうちの人にたくさんの話をすることでしょう。そして、今夜はぐっすり眠れることでしょう。