2回目の夢講座は、日本大学の塚本教授と、日本さかなの会代表の阿井氏をお招きし、うなぎの生態やその研究などについての講話を聴きました。塚本教授は、ウナギの天然の卵を世界で初めて発見したウナギ研究の第一人者です。地域の方や神座小や相賀小の児童も大勢参加して下さり、伊久美小はいつもよりずっと多い人であふれました。
講座では、うなぎの生態をクイズ形式で教えてくれたり、研究のための船での生活を聞かせてくれたりと、普段の生活では知りえない情報をたっぷりと伝えてくださいました。また、子どもたちが次々出す質問にもどんどん答えてくださいました。実際のうなぎの幼生レプトセファルスや、調査に使った機械を子どもたちは実際に手にとらせてもらい、食い入るように見つめていました。国語の教科書に掲載されているうなぎの卵の調査のお話では、子どもたちも大人たちも興味津々でした。。気の遠くなるような研究に対して何年でもあきらめないで挑戦し続けていることや「研究を苦しい、大変だと思ったことがない」といった先生の言葉に、子どもたちも「自分も塚本先生のような大好きなことを見つけてみたい」とう意欲を持つことができました。