保護者の方々が長い時間をかけて準備してくれた、親子ふれあい活動が行われました。当日は天気に恵まれ、気持ちの良い一日でした。
まず初めは、川下りです。昨年度の台風や大雨で、例年とは大きく変わった伊久美川であったため、今年は浮き輪を使っての川下りとなりました。流れの速いところや岩がごつごつしているところも、声をあげながらどんどん下っていきました。友達とワイワイ下る子、親と楽しく下る子、下った川を戻って何度も流れる子など、楽しみ方は様々でした。
その後は、1~4年生は飯盒炊爨、5・6年生は焼きそば、フランクフルト、焼き鳥づくりを行いました。飯盒炊爨は、保護者の方の御指導の下、きっちりと飯盒の下準備をして、スウェーデントーチの火にかけます。炊けるときを、みんな今か今かとじっと見つめていました。5・6年生は、保護者の方と一緒に焼き物を作ります。炭火をうちわであおいだり、焦げないように気を付けてひっくり返したり、交代しながらみんなで全員分の料理を作りました。自分たちで作った料理は格別で、夢中でほおばっていました。
徐々に日も傾いてきて、キャンプファイヤーの時間になりました。火の神から受け取った火をくべると、瞬く間に大きな炎になり、伊久美っ子たちはそれをじっと見つめていました。
キャンプファイヤーの後は、小川地区の提灯祭りにみんなで参加しました。かき氷を食べたり、金魚すくいをしたり、思い思いの時間を過ごしました。最後には花火もいただき、みんなで楽しみました。
外が暗くなってから、伊久美小の校舎内がお化け屋敷になりました。高学年と保護者たちが、あの手この手でみんなをびっくりさせようとします。子どもたちは一人一つLEDランタンを持ち、真っ暗な校舎内にグループごと繰り出しました。いつもの伊久美小とは違った雰囲気で、伊久美っ子たちはどんなお化けが出るかとワクワクしながらまわっていました。保護者のグループもお化け屋敷に入ると、伊久美っ子以上のリアクションで楽しんでいました。
最後はみんなで花火大会。運動場に広がって、みんなで花火をしました。みんなが花火に火をつけると、とても明るくきれいになり、何だか神秘的な雰囲気になりました。この後、朝から一日中活動してくたくたになった伊久美っ子たちは、家族で運動場に張ったテントに泊まり、キャンプを楽しんだようです。