伊久美小学校の閉校記念行事として、盆踊り大会が開かれました。伊久美小のみらい委員会では、盆踊り大会で、自分たちでフランクフルトと焼き鳥を販売し、その売り上げで閉校記念式典の時に花火をあげる計画をしました。1~3年生はお客さんの呼び込みを、4~6年生は調理と受け渡しを担当し、みんなで協力して販売をしました。フランクフルトは焦げすぎないように焼き、焼き鳥は下味をつける子と焼く子に分かれて調理します。焼きあがったものは、慣れた手つきでパックに詰めてカウンターへ渡します。そして、お客さんに注文を取り、手渡しで商品を渡します。息の合った流れ作業で、あっという間にすべての商品を売ることができました。その後は、地域の方が出しているお店で買い物をしたり、ヨーヨー釣りや輪投げを楽しんだり、久しぶりに会う卒業生とたくさんお話をしたりと、お祭りを満喫しました。
空も暗くなってきたころ、いよいよメインの盆踊り大会が始まりました。地域で行われた盆踊りの練習に参加していた伊久美っ子たちは、みんなで輪になって、息の合った盆踊りを披露していました。それに誘われてか、いつの間にか盆踊りの輪が大きくなり、みんなで暗くなるまで踊りふけりました。その後は、何百本もの手持ち花火を地域の人たちと楽しんだ後、みんなで校歌の合唱をしました。いろんな年代の伊久美小の卒業生も集まり、思い出の伊久美小校歌は、伊久美の里に響き渡りました。お祭りの最後には、25発もの打ち上げ花火があがり、みんなでそれを見上げて楽しみました。伊久美っ子たちにとっても、卒業生たちにとっても、地域の方たちにとっても、特別な一日となりました。伊久美小みらい委員会では、閉校に向けてまだまだ企画を計画中です。最後の1年間を、みんなで作り上げたいですね。