3・4年生が、社会科の授業で、『自分たちが出したごみはどこへ行くのだろう』という疑問を持ったので、田代環境プラザへ、社会科見学に行ってきました。
子どもたちは、まず田代環境プラザの方に話を聞きました。この施設の事、ごみの事、その他教科書には載っていないたくさんの話を、みんな真剣なまなざしで聞いていました。その後、施設の中を見せてもらうと、教科書に載っていた図からは想像できない、予想よりもはるかに大きなクレーンが、ごみを運んでいる様子を食い入るように見つめていました。施設内を一巡し終え外に出てみると、ごみを乗せたトラックの重量を量る計量器がありました。子どもたちみんなで乗ってみると、その重さが、いつもの体重計で見る数値よりも大きいケタで、これにもびっくり。最後に、燃やされたごみから出る『メタル』『スラグ』と呼ばれるものが高く積み上げられている所へ行きました。磁石にくっつく『メタル』と、そうでない『スラグ』の違いを、実際に磁石にくっつけて体感しました。
びっくりの連続で終わった社会科見学。家に帰ってからお家の人と話をしてみると、改めて、ごみは上手に減らしていかなければと思ったようです。子どもたちの感想には、「ぼくが見学してびっくりしたのは、ごみの出るしゅるいです。なぜかというと一番ごみで多いしゅるいは、水と教えてくれたからです。」と、たくさんの発見が書いてありました。それと一緒に、ごみを捨てる時に気をつけなければならない事も書いてあり、お家の方の感想にも、「これを機に、ごみを減らすことをしっかりと考えていければと思います。」と、家族みんなでごみについて考えるいい機会になったようです。