5月30日に塩漬けにした梅を、7月10日から1週間、元気な太陽の下で干しました。今日も、地域の方をお招きし、干した梅を赤しそで漬けました。
まずは赤しそを、茎からていねいに葉だけを取っていきます。小さい葉まで残さずていねいに取りました。大きなざるに山盛りになっていた赤しそが、見る見るうちに減っていきました。
次は、赤しその葉を、塩もみしていきます。こうすることで葉から『あく』が出ていきます。伊久美っ子は、「あく(悪)、でてけー!」と言いながら、力を込めてすり鉢の中でもみ込んでいきました。初めにあんな山盛りにあった葉は、もまれてコンパクトになっていきました。
あくを捨てると、とっておいた漬け汁を赤しその葉に加えます。すると!先ほどのあくの汁とは明らかに色が違う、鮮やかな赤い汁ができあがり、みんなびっくり。しそジュースを作った時のような魔法のような色の変化を楽しんでいました。
最後に、干した梅の実と赤しその汁を合わせてビンに詰め、完成・・・と思いきや、またこのまま汁に何日か漬け込みます。おいしい梅干しのために、我慢、我慢。早く食べたいけど、おいしい梅干しを食べたい、そんな複雑な気分で、じっくり待つことにした1・2年生でした。