今日の午後は、大量の紙コップを使って、全校児童で思う存分遊びました。テーマは『遊び心』。初めに置いてあった段ボール箱から大量の紙コップが登場すると、伊久美っ子は大興奮。いきなり紙コップの山に群がります。しかし、それだけではありません。同じ大きさの段ボール箱がさらに3箱追加され、紙コップの総数は、なんと10000個に!!あっという間にホールが紙コップだらけになりました。つぶさない、切らない、貼り付けない、色をぬらないという条件の下、伊久美っ子それぞれが思い思いの遊び方を始めました。たくさん重ねたり、たくさん積み重ねたり。何かの形を作ったり、長い列にしてみたり。ひとりで黙々と作品を作る子や、何人かで協力して大きな作品を作る子もいました。
ホールに長ーい紙コップの列ができたと思うと、その列がホールを飛び出し、階段を上って、職員室を通って、校長室まで伸びていました。いつもの静かな校長室が、見る見るうちに子どもたちの紙コップアートで埋め尽くされました。
ホールに戻ると紙コップを積み上げたピラミッドが、天高く積まれていました。さらに、残念ながら倒れてしまったピラミッドも、その倒れる様子が豪快で、また大喜びの伊久美っ子。作っても壊れても、そのどれもが楽しいアートになりました。
ふと気がつくと、何人かの伊久美っ子が見当たりません。先生を呼ぶ声の方を見てみると、なんと、大量の紙コップの山に埋まっていました。
2時間も集中して遊んだ楽しい造形遊びもそろそろ終わりの時間。散らばった10000個もの紙コップを片付けなければならない時間が来てしまいました。「もう終わりか―。」「もっとやりたい!」と名残惜しみながらも、てきぱきと片づけを始めました。みんなで一気に片づけをすると、あんなにたくさん散らばっていた紙コップも、あっという間に段ボールに収まりました。また機会があれば、今日のように思う存分楽しめるような全校造形遊びをしたいですね。