晴れ渡る空の下、全校で焼津へ海を体験しに行ってきました。プログラムは大きく3つ。『焼津青少年の家』でカヌー体験、その裏手にある『石津海岸公園』でお弁当、『親水公園ふぃしゅーな』の潮溜まりで磯遊びです。
まずは、赤白に分かれてカヌー体験。今日の朝、登校する時から、教室に来てからも自分たちで「1,2!」「そーれ!」と声をかけて、カヌーをこぐ練習をしていた子どもたち。カヌーに乗る前は、たくさんの所員さんに囲まれ、少し緊張していましたが、いざ、カヌーに乗り込むと、声出しリーダーのよく通るかけ声でいきなり伊久美っ子のチームワークを発揮しました。向かい風にも負けず、すごいスピードで往路を終えて岸に上がると、所員さんもとてもほめてくれました。気合を入れ直して復路へ。疲れてはいましたが、みんなで大きな声で励まし合って、追い風の中を一気に駆け抜けました。途中、弱音をはきそうになると、「そーれ!」のかけ声でまた復活します。服はびしょびしょ、体はクタクタになりながらも、立派に全員で帰ってくることができました。最後は所員の人と艇長さんたちにお礼を言って、ハイタッチ。最後まであきらめず、みんなで協力ができ、海のしょっぱさも身に染みて感じた活動でした。
次は石津海岸公園でのお弁当です。目の前一面に広がるのは、真っ青な空と真っ青な海。当然子どもたちもテンションが上がります。早々とお弁当を食べ、先生からカメラを借りると、海がバックの写真をたくさん撮っていました。川の砂とは違い、とてもさらさらな砂にも大興奮。触ったりさらさら落としたりして遊んでいました。カヌーが早く終わったため、たっぷり海を満喫しました。
最後はふぃしゅーなで磯遊び。満潮が近かったため、水深が深めになっていて、子どもたちも体育着のズボンをまくって海の生き物を探しました。たくさん見つけたのは伊久美にはいない『ヤドカリ』。警戒心が強いのか、人が近づくとものすごい勢いでからの中に入ってしまう様子をみて楽しんでいました。魚もたくさん見つけましたが、動きが速いのでつかまえることはできませんでした。生き物を探しに夢中になっていると、いつの間にか服はびしょ濡れ。さすが伊久美っ子。そんなことは気にせず、まるで水着で川に入っているかのように生き物を探し始めました。最後は真水で水浴びをして、こちらも大満足の伊久美っ子でした。